最北の離島、礼文島を行く~利尻島・礼文島旅行記③~

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前回からの続き。

 

利尻島から礼文島へ向かう。40分ほどの短い船旅。海流のせいか、かなり揺れます。

 

礼文島は利尻島よりもさらに北に位置する島です。

 

    

礼文島は大体こんな島 

 

島名の由来はアイヌ語で「沖の・島」を意味する「レプンシㇼ」。

 

人口は約2500人。海抜0mから高山植物が生える島として知られています。また、熊などの大型哺乳類がいないので、礼文島のハイキングコースは、ライトな人でも気軽に歩けます。

 

8月下旬の気候は、昼間は20℃~25℃くらいで、半袖だとやや涼しいかなという感じ。

 

礼文島への行き方は、稚内からフェリーで行くか、利尻島まで飛行機で行って、そこからフェリーで向かうかです。礼文島へ直接飛んでいる飛行機はないため、船に乗る必要があります。

 

礼文島の風景 

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船から礼文島を見た印象は「もっこりした島だなー」です。

 

島の中央部がもっこり盛り上がっていて、平地が少ない印象です。

 

その後フェリーを降りて、ターミナル前の店で原付をレンタル。

 

礼文島は島を一周する道路がないので南北を縦に移動することになります。

 

とりあえず、まずは南に向かい、そのあと北に行くルートを取ることにします。

 

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フェリーターミナル前

    

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礼文島の中心は、フェリーターミナルのある香深(かふか)というエリア。

 

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礼文島でも存在感を放つ利尻富士。

 

礼文島から見る利尻富士は絵のように幻想的です。

 

礼文島を走っていてすぐ気が付いたのが「カモメの多さ」です。利尻島にもいましたが、礼文島はさらに多いです。

 

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礼文島はこんな感じで、島中に木が生えてない草原が広がっています。

 

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映画「北のカナリアたち」のロケ地

 

映画は観てませんが、このロケーション最高ですね。

 

絵の中にいる気分です。

 

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利尻富士のおかげで、いろんな場所からこういう雰囲気の写真が撮れる。

 

写真撮るのが好きな人にはおススメな島です。良い絵が撮れます。

 

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ハイキングコースから桃岩という景勝地に向かう。

 

先にも書いた通り、礼文島は熊がいません。さらにはヘビもいません

 

なので何かに襲撃される心配なく、安心して歩けるのです。

 

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山道。

 

あんまり聞き慣れない鳥の鳴き声の中を進む。

 

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​↑おそらく高山植物

 

ちなみに礼文島の高山植物は、外来種のせいで最近元気がないそうな。

 

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桃岩

 

右手の岩が桃の形していることから「桃岩」と言うらしいです。しかしこの角度からだとよく分かりませんでした(笑)。

 

下から見れば桃の形に見えるらしいですが、遠いので行かず。

 

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↑下山途中に利尻富士をのぞむ

 

ちなみにハイキングコースは女性比率が高かったです。何人かと話しましたが、皆さん北海道内から来ている方でした。

 

たしかに熊やヘビはいないし、標高はそれほど高くないし、一日で回れる距離なので、女性がハイキングを楽しむにはうってつけの場所かもしれません。

 

僕は今回、時間的にハイキングコースを端から端まで歩くことはできませんでしたが、次に来たときは歩いてみたいですね。絶景ポイントが多いと聞いたので。

 

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下山後、再び原付に乗り、島を北上します。ちなみに礼文島の道路事情はあまり良くなく、ところどころでかなり狭くなります。下手したらすれ違いざまに海に落っこちそうになるような場所もありました。

 

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こんな感じの道を北上します。丘に木が全く生えてなくて秘境感すげぇ…

 

本州とは明らかに気候や植生が違うってことを実感します。日本って広い。

 

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↑船泊集落

 

高台の神社から撮影。ここは島の一番北にある集落。

 

「船泊(ふなどまり)」と書くと、普通に「船が泊まるところ」という意味の日本語の地名に思えますが、実はアイヌ語由来の地名に漢字をあてはめたものらしいです。

 

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船泊のビーチ(?)ですが、海水浴っていう雰囲気はまったくなし(笑)。水冷たいし。ただ透明度のかなり高い、素晴らしくキレイな水。

 

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↑桟橋

 

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↑スコトン岬

 

ここが島の最北端。つまりは最果て。水平線の向こうはロシアです。

 

しかし我ながらずいぶん遠くまで来たもんだ。

 

さて、時刻はすでに夕方の4時。あと一時間で原付返さないといけないんで、ここから急いで南下します。

 

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無事、原付を返し日帰り温泉に行きました。フェリー乗り場の近く、ホテルや旅館が集中してるエリアにあります。便利な立地なので観光客もよく利用しているようです。

 

久々の温泉でリフレッシュしました。

 

ちなみに礼文島には一泊しかしません。ちょっと物足りないですが、宿が空いてなかったのでやむなし…。

 

翌朝、朝一番のフェリーにて島を後にします。

 

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さらば礼文島!

 

フェリーでは例によって二等席のシートにごろ寝。

 

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稚内に戻ってきました。

 

特急列車の発車まで1時間以上空いてるので、ノシャップ岬に寄る。

 

ノシャップ岬までは、駅前のバス停からバスで10~15分くらいです。

 

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ノシャップ岬 

 

ってかノシャップ岬、風強くて寒すぎ…。

 

あまりの寒さに写真撮ったあとダッシュで近くの建物に逃げ込んだ(笑)。

 

その後、稚内駅に戻って札幌方面の特急列車に乗り込みます(どうでもいいけど、途中から隣の席に座ってきた中学生くらいの女の子が、ずっと足でリズムとっててうっとおしかったw)

 

約5時間もの列車旅を経て、札幌の駅に降り立った瞬間、頭に浮かんだ言葉は「暑い…」でした。

 

けど気温は25℃とかその程度。

 

どうやらこの数日の間に利尻・礼文島の気候に身体が順応してしまった模様。 

 

まあ、すぐ元の本州仕様の身体に戻るんでしょうけど。

 

利尻島・礼文島まとめ 

 

利尻島のイメージは「緑」でした。

 

夏というのもあり、利尻富士のふもとの森といい平地の草原といい、深い緑色に染まっているのが印象的でした(冬に来たら「白」でしょうね)。あと名産品の利尻昆布が、本州以南で買うよりもはるかに安く手に入るのもポイント高し。

 

礼文島は「北の果ての秘境」という感じです。

 

木の生えてない草原に家がポツンと建っているのが、本州民の自分にとっては珍しい光景でした。北方に来たことを実感しましたね。

 

よく北欧とかカナダとかアイスランドあたりの写真で、木も塀も何もない草原にポツンと建物が立ってる光景を目にしますが、礼文島もそんな感じです。

 

島の雰囲気的には、利尻島よりも礼文島のほうが静逸で、秘境感があります。

 

共通するのは、どちらの島も夏の避暑には最適だということです。

 

あとちなみに今回の旅でやり残したことがあります。

 

それは利尻富士登頂と、礼文島ハイキングコースの踏破です。

 

そのおかげで、また利尻島と礼文島を訪れる理由ができました(笑)。

 

(おしまい)

 

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