快適で涼しい夏の利尻島を行く~利尻島・礼文島旅行記②~

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前回の続き

 

稚内からフェリーにて利尻島に向かいます。

 

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利尻島といえば、利尻昆布。

 

そしてもう一つは利尻富士。

 

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標高1700mあるので北海道本島からも見ることができます。そこが「富士」と名付けられたゆえんでしょう。実際、富士山みたいな形をした山です。

 

利尻島は大体こんな島

 

島名の由来はアイヌ語の「リ・シㇼ(高い・島)」。 

 

島への行き方は2通り。稚内からフェリーで行く方法か、札幌の丘珠空港から飛行機で行く方法です。

 

島の人口は約5400人。自治体は「利尻町」「利尻富士町」の2つが、島の東西に置かれています。

 

気候は8月下旬の時点では昼間は暑く、朝晩は肌寒い感じでした。曇っているときは「半袖Tシャツ+ウインドブレーカ」という格好だと寒かったです。

 

島の象徴の利尻富士は標高1700mありますが、山小屋がないため日帰り登山以外は禁止です(僕は今回登りませんでした)。

 

ちなみに買い物は、コンビニ(セイコーマート)が数軒進出しているので、あまり困りません。

  

利尻島の風景

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夕方、利尻島フェリーターミナル入り。出口で待機していた宿泊先のバスに乗り込みます。

 

ホテルに着くまでの間に窓の外を眺めていると、道沿いに店が連なっていて、思ったよりひらけていると感じました。車もそこそこ走っています。
 

ホテルに着いてから、近くのコンビニに食料調達しに行きます。コンビニの駐車場には、エンジンキーつけっぱなしで停まっている車がチラホラ…。

 

この不用心さ、まさに離島である!

 

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明けて翌朝。

 

離島に来たし、とりあえず一周しなきゃな!

 

という謎の義務感により、原付をレンタルします。

 

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↑こいつで島一周

 

久々の原付。原付の良さは、島の空気や潮風をじかに感じながら走れる点ですね。

 

ちなみに原付は一度乗り方を覚えてしまえば感覚を忘れません。乗り方が身体にインプットされます。自転車やスキーやスケートとかと同じです。

 

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姫沼。

 

なんとなく北海道らしい風景だなと感じました(たぶん植生のせい)。

 

そのへんの茂みから、立派なヒゲたくわえたアイヌのおじさんとか、アシㇼパさん(※)みたいな女の子が現れたとしても驚きません。いや、驚く!!

 

※マンガ「ゴールデンカムイ」のヒロイン 

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 (C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会 

 

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姫沼への道。行きはこの坂をひたすらのぼります。

 

向こうに見える鉄橋はサイクリングロード。残念ながら原付は走行禁止(そりゃそうか)。

 

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利尻富士。この山は島のどこに行っても存在感を放っています。

 

ちなみにこの写真を撮った場所の近くに、江戸時代後期に日本初の英語教師となった、ラナルド・マクドナルドが漂着した海岸がありました。

 

…と言われても「誰それ?」って感じですよね。僕もそうでした(笑)。

 

が、調べてみると、なかなか面白い人であることが判明。

 

・1824年、白人とインディアンの間に生まれる 

・インディアンの親戚から「俺たちのルーツは日本人」と聞かされる

・当時アメリカで「謎の王国」扱いだった日本に冒険心をかき立てる

・銀行に就職するがすぐ辞めて捕鯨船員に転職し日本上陸を狙う

・1848年(江戸時代後期)、利尻島に漂着(のふりして密入国)

・島の役人に捕まって長崎に送られる 

・長崎で英語を教える(教え子の一人が後にペリー来航時の通訳になる)

・帰国後、アメリカ議会に「日本社会は未開ではなく法治国家であり、日本人は礼節正しく民度も高い」という報告書を提出

・「日本回想記」 という本を出す

・1894年逝去。最期の言葉は「さよなら my dear さよなら」

 

と、こんな感じの人です。「日本に行きてえええええー!」と夢見て、ついにそれを叶えちゃった人です。

 

しかもペリーの黒船来航(1853年)よりも先に日本に来てるんですね。それもインディアンの血を引いた人が。こういう人がいたとは、まったく知りませんでした。

 

このラナルド・マクドナルドが日本にいたのは1年足らずで、ほぼ監禁状態だったみたいです。しかし彼はその時の体験が一生の思い出となったようで、その後に本を出したり、死ぬ間際に日本語で「さよなら」とつぶやいたというエピソードが残っています。

 

ただ、インディアンの親戚から「俺たちのルーツは日本人」と聞かされたというのは、ホラ話でしょうね(笑)。もし本当だとしても、なぜに日本人?って感じですね。不思議な話です。 

 

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さて、原付に乗って、さらに先に進みます。

 

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↑海辺

 

そこはかとなく荒涼感があって北に来ていることを実感します。

 

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集落

 

利尻島にはこんな感じの集落がいくつかあります。中でも栄えてるのは、フェリー乗り場の近く(利尻富士町)と、島の西部・利尻町の中心地。

 

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オタトマリ沼。

 

晴れていると利尻富士が見えて絶景らしいですが、この日はダメでした。

 

ちなみに後ろには巨大な駐車場と土産物屋があって、完全に観光地化しています。

 

ってか、天気悪くなってきたな…

 

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このへんから島の東側から西側へと入りますが、急に気温が下がって寒くなりました。

 

島の東西で全く気温が違います。

 

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弁天宮

 

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北見富士神社

 

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島の西部・利尻町の集落

 

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島の北側に入る。晴れ間が広がってきました。

 

日差しにあたると暑くなります。気温差が激しすぎる…。

 

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曇ってて見えなかった利尻富士が再び姿を現します。

 

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利尻空港。特に用はないけど寄ってみる。

 

飛行機の時刻じゃないので閑古鳥が鳴いてました。

 

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草原と利尻富士。

 

ホテルの近くまで戻ってきました。一応ここで一周完了。

 

しばらくこの場所(展望台)で夕陽を眺めつつ羽を伸ばします。

 

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海のほうにはこんな岩があります。

 

ところで、利尻島の光景、なんか違和感あるなあと思ったら(悪い意味ではなく)、田んぼや畑がなく、草原が広がっていることでした。本州育ちの僕には、それが非常に珍しい光景に思えました(といっても北海道の北部では当たり前の光景ですよね。米取れないし)。

 

稲作が始まる前は、日本中これに近い光景だったのではなかろうかと思います。

 

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↑現在の気温 

 

本州民の自分からすると8月でこの気温は奇跡!

 

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本日の晩御飯、にしんそば。ダシがきいていてむちゃくちゃ美味。

 

いやホント、ほっぺた落ちるかってくらいの美味さで、汁まで全部飲み干す。 

 

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翌朝、原付を返してフェリーターミナルに行きます。お次はそこから礼文島に向かいます。

 

が、出航時間まで2時間くらい時間があったので、近くの岩山に登ることにしました。 

 

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フェリーターミナルの建物を出ると、真っ先に目に飛び込むのがこの岩山。

 

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展望台への入り口。

 

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登ってみるとかなり急。

 

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頂上

 

冷たい強風が吹いていましたが、汗だくになった身体には心地よし!

 

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利尻富士。相変わらずの存在感。

 

岩山を下りてフェリーターミナルに戻ると、すでに礼文島行きのフェリー待ちの人がたくさん待っていました。

 

お土産に利尻昆布のお菓子を買って、船に乗り込みます。

 

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フェリー出航。お次は礼文島へ向かいます。

 

つづき 

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