【映画】『カメラを止めるな!』感想(ネタバレなし)

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公開:2018年 日本(劇場鑑賞)

 

只今ロングヒット中「カメラを止めるな!」

 

いま、静かにロングヒットを飛ばしている本作。映画館にて鑑賞してきました。

 

で、「なるほど、これは口コミ広がるのも分かる!」と思いました。

 

つまり結論からいうと、面白い映画でした!

 

以下、ネタバレなしで感想のみを書きます。

 

大胆な構成 

 

まず目を引いたのは導入部分の長さです。30分超はあります(笑)。しかも何も知らずに観ると「????」となる内容です(笑)。

 

僕も一瞬、「変なナンセンス映画つかまされたか!?」と不安になりました(笑)。(※ところどころの演出で「これだけじゃ終わらないな」とピンと来たけど)

 

しかし観終えると分かるのですが、この映画には必要不可欠な部分です。その導入部に、伏線が大量に散りばめられているからです。

 

大胆な構成だと思いました。

 

映画の特性を活かした作品

 

本作「カメラを止めるな!」はノンストップで観ることを前提に構成されています。

 

そのため、映画館で観るのが、もっとも楽しめる内容となっています。

 

映画館で映画を観るときは、基本的に最初から最後までノンストップで観ることになります(居眠りしたり、途中で席を立たない限り)。

 

自宅でのTV鑑賞、ネット試聴、DVD・ブルーレイ鑑賞のように、チャンネル変えたりストップボタン押したりして観るのをやめたり、途中で邪魔が入ったり、ということがないのが映画館鑑賞の特徴です。

 

そのため、映画館の観客は最初から最後までじっくり観ることになり、見落としもありません。

 

この映画を楽しむには、この「見落とし」が致命的になります。

 

1つ2つくらいの見落としなら全然問題ないですが、例えば導入部を早送りしながら観ると、もはや何も楽しめなくなる、そんな構成になっています。

 

この映画は、映画館で観る、もしくは映画館じゃなくともノンストップで観るべき作品です(ノンストップで観るに最適なのが映画館ということです)。

 

で、映画というのは基本的に、映画館で観られること前提に作られていますから、この映画はそういう映画の特性を活かした作品だと思いました。

 

観客の感情を揺さぶる作品

 

個人的に、良い映画が備えている特徴に「観客の感情を揺さぶる」というのがあると思っています。

 

つまり、驚かしたり、笑わせたり、悲しませたり、感動させたり、ということです。

 

この映画にはそれが備わっていました。

 

例えば導入部。ここで僕は一瞬不安になったと先に書きましたが、その後の展開でその不安が払しょくされます。

 

しかも「不安感→安心感」という感情の流れによって、よりいっそう映画を楽しめるという相乗効果が味わえました。

 

つまり僕は「感情を揺さぶられた」わけです。

 

それで「面白い」と感じたわけです。

 

もう一度、映画館で観たい作品

 

もう1つ、良い映画の特徴として、「もう一度観たくなる」「何度見ても面白い」というのがあると思います。

 

この映画はそういう映画でした。そう思わせる構成になっているというもあります。

 

映画館を出て、駅へと向かう道すがら、「もう一度最初から最後まで観てみたい」と思いました。

 

今まで同じ映画を映画館に2度観に行った経験はありませんが、初めてそういうことをするかもしれません(ちょうど手元にタダ券あるしw)。

 

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こういう、純粋に「内容」だけで評価され、ヒットにつながるという流れは好きです。

 

監督も出演者も皆、世間的には無名の人たちですが、そんな人たちが作り上げた作品が、こうして日の目を見るというのは素晴らしいことだと思います。 

 

 評価:★★★★★(5/5点)