「すいません」より「ありがとう」を言おうと思う

日本人はよく「すいません」と言います。

 

あやまるとき以外にも、道を譲ってもらったとき、ドアを開けておいてもらったとき、エレベーターで「開」ボタンを押して先に通してもらったとき、何か助けてもらったときなどなど、お礼の意味で「すいません」と言う人が多いです。

 

つまり「すいません(すみません)」という言葉は、「I'm sorry」や「Excuse me」の意味だけじゃなく、「Thank you」の意味でも使われることがあるわけです。

 

なので「日本人は『すいません』とあやまってばかりいる」というのは少し誤解で、お礼を言うために「すいません」と言っていることも多いのです。

 

「すいません」と「ありがとう」

 

ただ、やはり「すいません」という言葉には、「謝罪」のニュアンスが強いように思います。「申し訳ない」というニュアンスを、どうしても含みます。

 

道を譲ってもらったとき、ドアを開けておいてもらったとき、エレベーターで「開ボタン」を押して先に通してもらったときなどに、「すいません」と言うのは、「してもらって申し訳ありません」というニュアンスの言い方になる気がします。

 

それはそれで、控えめな感じで良いのかもしれません。

 

ただ、お礼の言葉としては、少し後ろ向きなんじゃないか、とも思います。

 

実際、「すいません」ばっかり言ってると、なんとなく消極的な気持ちになっていくような気がします。自信なさげな顔で言う言葉っていうイメージですしね。

 

それよりも、もっと前向きな、良い言葉があります。

 

「ありがとう」ですね。

 

「ありがとう」と言う言葉には、感謝の気持ちを積極的に伝えようという、前向きなニュアンスを感じます。

 

事実、この言葉を使うときは、笑顔で言うイメージがあります。

 

うれしい気持ちを、感謝を、まっすぐに伝える力が込められた言葉です。

 

僕はどっちかといえば「すいません」を使ってしまうほうなんですが、そのことに気が付いてからは、もっと「ありがとう」と言おうと思いました。

 

「ありがとう」の語源

 

「ありがとう」は、漢字にすると「有り難う」と書きます。

 

手元にある辞書で「ありがとう」という言葉を引くと、

 

形容詞「ありがたい」の連用形「ありがたく」がウ音便化し、語幹にまで発音の変化を及ぼしたもの。

 

参照:旺文社国語辞典

 

とあります。

 

次に「ありがたい」の意味をみてみると、

 

もとは「有る」ことが「難(かた)い」、つまり「めったにない」の意。

 

参照:旺文社国語辞典

 

とあります。

 

もともと「有り難い」と言えば、「珍しいこと」という意味だったみたいですね。

 

それが感謝の言葉になったというのは、

 

人から思わぬ親切にあうことは、めったにない、うれしいこと

 

と言う感じでしょうか。

 

ちなみに感謝の意味を伝える言葉としては「ありがとう」のほかにも「感謝します」という言葉があります。これも、まあまあ使う言葉です。

 

が、これは「ありがとう」よりも、もうワンランク上の感謝が込められたニュアンスですね。

 

例えば、道を譲ってもらったとき、ドアを開けておいてもらったとき、エレベーターで「開」ボタンを押して先に通してもらったときに、「感謝します!!」と言われたら、「大げさだなあ」と感じるはずです(笑)。

 

そういうときは、やっぱり「ありがとう」のほうが、しっくりきますね。

 

この言葉、もっと口にしようと思います。

 

 

 

そんなわけで、当記事をお読みいただき、誠にありがとうございます!