忘れ物・落し物が戻ってくる善意の社会、日本。

 

こないだ間抜けな失敗をやらかしました。

 

マイナンバーが記載されている「通知書」のコピーを取る必要があったので、コンビニのコピー機でそれをコピーしたのですが、そのとき通知書をコピー機に置き忘れたまま帰宅してしまいました

 

1時間ほど後、そのことに気が付いて、青ざめました。

 

あわててそのコンビニへ行き、店の人に事情を話したところ、店の奥からその通知書を持ってきてくれました。

 

ホッと胸をなでおろした僕は、家に向かう間、そのことについて色々と考えを巡らせました。

 

忘れ物・落とし物が戻ってくる国

 

マイナンバーが書かれた通知書って、悪用しようと思えば、できてしまうものだと思います。たまたま悪意ある人に見つけられたら、持ち去られていたでしょう。

 

けど、まるで当然のように戻ってきたのです。

 

このような経験は今回だけじゃありません。財布を電車の中に落として、中身を抜き取られず戻ってきたこともあります。

 

このことから分かるのは、日本には「善意の人が多い」ということです。

 

実際、忘れ物や落し物が戻ってくる経験をされた方は多いのではないでしょうか。

 

逆に自分が見つける側だったとしても、ふつうに店の人に渡すと思います(最近もレストランでスマホの忘れ物を店員さんに預けました)。

 

「いいことしよう!」とか「いい人間だと思われよう!」とか、そういうことを考える間もなく、身体が自然とそう動くという感じです。

 

これって何だろうな?と、さらに考えました。

 

育った環境がそうだったから

 

僕が、その足りない思考力と、残り少ない家路の中で出した答えは、

 

「そういう環境で育ったから」

 

という、なんともひねりのないものでした。

 

そう思ったのは、「人間は自分が育った環境から自由ではない」と考えるからです。

 

誰もが、言葉、考え方、ジェスチャー、行動原理、倫理観、価値観など、育った環境から何かしら影響を受けます。

 

自分の周りに「人の忘れ物や落とし物を届ける人が多い」と、自分もそれを当然のこととして、自然とそういう行動を取るようになるのではないか。

 

だから、善意の人が多い社会で生まれ育った人は、その人も善意の人になりやすいのではないか(もちろん全員そうなるわけではないですが)。

 

そういうふうに考えました。

 

そして、そういう人が多い社会のほうが暮らしやすいので、それは良いことだと思ってます。

 

日本は性善説の国だと言われますが、正しいと思います。

 

 

 

まあ傘泥棒は多いですけどね日本。

 

ちなみに僕は盗まれるのが嫌なんで店の傘立ては使いません。

 

 

 

 

ところで、そういう社会にデメリットがあるとしたら、緊張感を持たずに生きていけてしまうため、警戒心が薄くなってしまうことでしょうか。

 

悪意のある人に出くわした時に騙されやすいとか、外国に行ったときに油断して犯罪被害に遭いやすくなるということが考えられます。

 

「お人よしすぎる」というのは日本人の弱点だとよく言われますね。だから、最低限の警戒心と緊張感は、持っておく必要があると思います。